今回は、メタバース界隈を見てたらよく出てくる「The Sandbox(サンドボックス)」について勉強していくで。お砂場とちゃうで!
- The Sandboxって何?
- ゲームで暗号資産が稼げるってホント?
- The Sandboxの始め方を教えて
数あるメタバースプロジェクトの中でもThe Sandbox(サンドボックス)の知名度、実績、期待値は抜群です。
既に多くの世界的企業やインフルエンサーがThe Sandbox(サンドボックス)の土地(NFT)を購入しており、マーケティングなどに活用しています。
当記事ではThe Sandbox(サンドボックス)について詳しく解説しています。The Sandbox(サンドボックス)の特徴や注意点、始め方/稼ぎ方を調べている方々にとって有益な情報となれば幸いです。
The Sandbox(サンドボックス)
The Sandbox(サンドボックス)はイーサリアムネットワークとポリゴンネットワークを使用したメタバースプロジェクトです。ユーザーはメタバース内をアバターを用いて自由に行動できます。ゲームやイベントに参加したり、ビジネスを展開することもできます。
日本語サポートも充実してきています。無料でプレイもできるので、暗号資産の初心者さんにとってもエントリーしやすいメタバースプロジェクトと言えます。
特徴
The Sandbox(サンドボックス)の特徴 |
・イーサリアム/ポリゴンネットワークを使用 ・NFT売買やゲームなどで暗号資産を稼げる ・日本語サポート/無料エントリー可能 |
イーサリアネットワークはビットコインに次ぐ市場規模を誇ります。時価総額は2022年11月時点において1兆ドル以上です。市場規模が大きいネットワークはより安定的に稼働します。
ポリゴンネットワークは非常に安くて速いネットワークです。イーサリアムネットワークは素晴らしいネットワークですが、ガス代の高さがネックとなっていました。ポリゴンも使用できるようになり、The Sandbox(サンドボックス)はよりエントリーのしやすいメタバースプロジェクトとなったと言えます。
NFT売買やP2E(Play to Earn)ができるというのも魅力的です。稼ぐトークンはメタバース内においては$SANDとなりますが、取引の方法によって$ETHも稼ぐことができます。
公式サイトは日本語表示ができますので、気軽にアクセスしてみましょう。
初期コスト
The Sandbox(サンドボックス)のメタバースへエントリーする際はコストがかかりません。無料です。
しかし、アバターのカスタマイズやアクセサリー購入などで暗号資産の支払いが発生します。また、空間も土地NFT(LAND)として売買されています。
土地を保有することで、メタバース内で活動を優位に進められる可能性があります。
注意点
The Sandbox(サンドボックス)では暗号資産を取り扱っています。特にNFTを所有する方は、市場価格の変動リスクをしっかり認識しましょう。NFTはトークンと異なり、買手が現れないと売買ができません。
プロジェクト自体が頓挫するリスクもあります。世界最大手メタバースプロジェクトですが、何が起こるかはわかりません。プロジェクト自体が消えた場合、所有するNFTの価値が急落、もしくは取引が成立しなくなる可能性があります。
メタバースプロジェクトにエントリーする際は、暗号資産リスクをしっかり認識しましょう。
The Sandbox(サンドボックス)の始め方
The Sandbox(サンドボックス)はサイトが日本語で表示でき、無料でプレイできることから他のメタバースプロジェクトと比べるとエントリーの敷居は低いと言えます。
それでは、The Sandbox(サンドボックス)の始め方を詳しく解説していきます。
※ここではNFTを購入する準備も兼ねて、暗号資産の購入手順も解説させて頂きます。特にNFTを取り扱う予定がないという方(無料プレイ専門の方)は、暗号資産の購入は必要ありません。
国内取引所の口座開設
まずは、国内の大手取引所「Coincheck(コインチェック)」で口座開設をします。The Sandboxで使用する$ETHはどこの取引所でも取扱いがあります。しかし、メタバース内通貨である$SANDが取引できるのは国内でコインチェックのみです。
また、コインチェックは独自のマーケットプレイスを実装しており、The SandboxのNFTも売買できます。The Sandboxユーザーにはとても便利な取引所と言えます。
$ETH/$SAND購入
銘柄 | 用途 |
$ETH | ・ガス代(ネットワーク代) ・NFT購入代 |
$SAND | ・メタバース内決済 ・NFT購入代 |
日本円を入金したら、$ETHと$SANDを購入しましょう。The Sandbox(サンドボックス)はイーサリアムネットワークを使用します。$ETHはガス代(ネットワーク使用料)として絶対に必要です。$SANDは必要に応じて購入しましょう。
購入額は目当てのNFTの値段によります。しかし、ガス代に使用される$ETHは数十ドル分程度余分に保有しておきましょう。イーサリアムネットワークは比較的高額です。
メタマスクインストール
メタマスクを公式サイトからダウンロード/インストールします。
メタマスク公式サイト:https://metamask.io/
メタマスクへ入金
購入した$ETH/$SANDをイーサリアムネットワークを使ってメタマスクに入金します。大きな金額を入金する予定の方は、テスト送金をしてからメイン資金を送りましょう。ガス代がかさみますが、資産防衛のための必要経費と考えましょう。
公式サイトへアクセス
The Sandbox公式サイト:https://www.sandbox.game/
Web3.0プロジェクトでは公式サイトによく似せたフィッシングサイトが散見されます。URLをしっかり確かめる、SNS公式サイトからアクセスしてみるなどして詐欺予防に努めましょう。
アカウント作成
「サインイン」をクリックして下さい。
日本語表示になっていない場合は、サイト右上のグローバルアイコンをクリックして日本語を選択しましょう。
次に、ウォレット接続をしてアカウント作成を完了します。
※メタマスクはあらかじめログインしておいてください。
プレイ開始
アバター設定してメタバースで動いてみましょう。アバターは後から再設定できます。パーツやファッションで迷うかも知れませんが、気軽に決めてもらって問題ありません。
The Sandbox(サンドボックス)の稼ぎ方
The Sandbox(サンドボックス)はP2E機能が実装されたメタバースプロジェクトです。ゲームやイベントなどでゲーム内通貨である$SANDを稼ぐことができます。また、メタバース内で入手したNFTは外部のマーケットプレイスでもトレードできます。その際は、マーケットプレイスや出品者の指定した暗号資産銘柄を稼ぐことになります。
NFTを売買して稼ぐ
NFT入手方法 |
・マーケットプレイスで購入 ・イベントで入手 ・自分で作成 |
NFTはメタバースにおいて重要な役割を果たします。複製不可能なアセット(資産)として、市場価値も発生します。何気なく入手したNFTに思わぬ高値が付くかもしれません。
NFTを入手するにはイベントなどでタスクをクリアするか、マーケットプレイスで購入する必要があります。その他にも自分で作るという選択肢もあります。
イベント開催で稼ぐ
イベントを開催するには土地を入手するか、賃貸する必要があります。もちろん、土地はNFTとなります。土地の値段は1,000ドル以上するので購入かレンタルかで迷うところです。
イベント開催をして参加料や入場料を徴収することができます。大きいイベントはThe Sandbox(サンドボックス)の公式サイトで告知されます。個人で開催する場合は、より多くの方に注目してもらえるようにSNSを使って宣伝してみましょう。
賃貸ビジネス
The Sandbox(サンドボックス)内の土地はLANDと呼ばれるNFTです。売買が可能で、世界的な有名企業やインフルエンサーも既に所有しています。その土地を貸して利益を出すことができます。
土地の使われ方は様々です。土地を借りたプレイヤーはゲームやイベントを開催したり、アート個展やNFTショップを作ったりします。
クリエイター業
NFTは作成できるということを解説しました。The Sandbox(サンドボックス)にはプレイヤーとしてだけでなく、クリエイターとして参加ができます。
The Sandbox内のNFTは全てボクセルアートと呼ばれるアート作品となります。The Sandbox独自のNFTクリエイターツールとしてVoxEditが用意されています。
また、NFT作成だけでなくゲームを作ることもできます。GAME MAKERを使えば簡単にゲームを作成できます。質の高いゲームができたら、高値で売れるかも知れません。
資産運用
実は、The SandboxにはDeFi機能が実装されています。稼いだ$SANDを超高金利で運用できます。
ただし、$SANDステーキングには条件があります。LAND(土地)保有です。LANDを保有しているユーザーは$SANDを100%以上の高金利で運用が可能です。
LANDを購入するか迷ってきましたね?
The Sandbox(サンドボックス)の攻略
The Sandboxで効率的に暗号資産を稼ぐためには何が必要でしょう。なるべくコストをかけずに、利益を最大化していきましょう。
イベント参加
イベント参加でNFTギブアウェイ(プレゼント)を狙います。他にも賞品、景品などイベントごとに異なりますので、要チェックです。
メタバース内だけでなく、SNSでもギブアウェイやエアドロップイベントが開催されます。ローコスト、もしくはノーコストでNFTやトークンを入手することができます。積極的に参加していきましょう。
※イベント参加による報酬には本人認証が必要な場合があります。特に、公式サイトでの応募はKYC(本人確認)が必須となりました。
マーケットプレイスへの理解
The Sandboxで使用されるNFTはOpenSeaを始め、世界中の異なるプラットフォームでトレードが可能です。同じNFTでも売る場所を変えれば、より高値で売れるかも知れません。
入手/作成したNFTが売れない場合も同様です。マーケットプレイスを変えて出品してみましょう。
暗号資産トレード
The Sandboxで稼ぐ暗号資産は$SAND、もしくは$ETH/$MATICやNFTです。暗号資産はとても変動リスクの高い金融商品です。市場価格が上がった時に売って利益を最大化しましょう。
The Sandbox(サンドボックス)に関するよくある質問
ここでは、The Sandboxに関する質問をまとめています。皆様の不安/疑問の解消につながれば幸いです。
日本語サポートは?
日本語サポートは対応済みです。しかし、細部に英語表記が散見されます。普通にプレイする上では気になりません。
無料でも始められる?
無料プレイ可能です。
NFT購入、もしくはイベント参加料などに暗号資産が必要となります。
未成年でもプレイ可能?
未成年とWeb3.0プロジェクトの関係性は非常にデリケートな問題です。暗号資産への法的解釈や倫理面での配慮は大切です。しかし、多くの国で「対応中」というのが現状です。
The Sandboxにおいてもプレイ自体は未成年でも可能です。しかし、暗号資産を稼ぐようになったらどうなるでしょう?
ここで言えることは、日本では成人を18歳としていることです。暗号資産の取引所も18歳以上に利用を制限しています。※20歳以上とする取引所もあります。
日本当局の見解が待たれるところです。
BCGリスクの理解
The Sandboxに限らず、BCGへのリスクは認識しましょう。「ゲームをして稼ぐ」というのは非常に魅力的な話です。しかし、リスクも当然あります。
ボラティリティリスク
暗号資産がとても変動リスクの高い金融商品であることは説明しました。場合によっては、数日で数十%の市場価格変動が起こるかもしれません。
値上がりしてくれたら何も問題ありません。稼いだ$SANDが数日で2倍の市場価値になったら最高ですね。
しかし、下落した場合はどうでしょう?せっかく稼いだ$SANDがほとんど価値のないものになったら?
BCGで稼ぐというのは楽なようで楽ではありません。それは暗号資産のボラティリティリスクが潜んでいるからです。
プロジェクトリスク
The Sandboxが世界的なメタバースプロジェクトであり、実績や規模ともに一流であることは間違いありません。
しかし、それでもプロジェクトが消える可能性はゼロではありません。
プロジェクトが消えてしまったら、せっかく高いお金を出して買ったNFTの価値は暴落、もしくは無価値になります。
プロジェクトリスクを見極めるために、運営の動向も注視しましょう。
管理リスク
BCGプレイ、イベント参加にはウォレットを使用します。暗号資産管理において、クレームを入れる相手がいないということを理解して下さい。
特にリカバリーフレーズの流出には十分注意して下さい。他のPCで不正にウォレットが復元され、暗号資産が盗まれる可能性があります。
まとめ
The Sand Box(サンドボックス)は素晴らしいメタバースプロジェクトです。既に多くの世界的企業、インフルエンサーもエントリーしており、これからもさらに規模が大きくなると期待されています。
プレイヤーとしてだけでなく、クリエイターとして稼げるチャンスがあるのも大きな魅力です。多くのクリエイターが参加してくることで、より生産性のあるプロジェクトになるでしょう。
以上、The Sand Box(サンドボックス)について解説をさせて頂きました。The Sandboxの特徴や注意点、始め方/稼ぎ方を調べている方々にとって有益な情報となれば幸いです。
なるほどなぁ〜!
メタバース内の土地を買うサービスのことやってんな。
大手企業の土地もあるみたいやし、ゲームしたりイベントしたり、できることが無限みたい。アイデア次第でいろいろできる夢のフィールドっちゅーことか。なんか、マトリックスとかSAOの世界観が近づいてきてる感じするなぁ。これは今から注目やな。
The Sand Box(サンドボックス)に関するおすすめ書籍
The Sand Box(サンドボックス)に関する書籍は、日本人向けはまだそんなにありませんが、丁寧に解説してくれている書籍もあるのでご紹介します!