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Cluster(クラスター)で遊ぶ方法/楽しみ方、企業や学校などの導入事例を解説

Web3.0
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まちやん
まちやん

やっほー!今日はメタバースワールドを作成できるサービスの中でも、日本の企業が作ったサービスを紹介するで。日本企業が作っただけあって、日本人には親切な設計がたくさんあって使いやすいし、企業や学校がそこでイベントしたりするほど、信頼性も高いサービスや。スマホ一つで自分のワールドも作れるし、ゲームしたりイベントしたり、手軽にメタバースを始められるいいサービスや!

  • Cluster(クラスター)って何?
  • Clusterってどうやって使う/遊ぶの?
  • 企業や学校でClusterが導入されてる?

次世代のSNSとしてCluster(クラスター)が注目されています。ユーザーはメタバース空間で自由にコミュニケーションをとることが可能です。

当記事では、Cluster(クラスター)の楽しみ方や企業や学校への導入事例を解説しています。Cluster(クラスター)に興味がある方、これから会社や学校で導入を計画している方々に有益な情報となれば幸いです。

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Cluster(クラスター)

ClusterはVR機能※にフォーカスしたメタバースプロジェクトです。ユーザーはメタバース内でコミュニケーションをとったり、イベントを開催したりすることができます。メタバース内では、独自のアバターを使用します。

運営はクラスター株式会社です。創業は2015年、Cluster(クラスター)サービスは2017年にローンチされました。

※VR(Virtual Reality)は仮想現実という意味です。

特徴

  • 独自のワールドが作れる
  • 収益化が可能
  • イベント開催などビジネスにも活用できる

Clusterではメタバースを独自に「ワールド」と呼びます。ユーザーは既にあるワールドで活動する以外にも、自分でワールドを作ることができます。有料ワールドやイベント、チケットの販売で収益化も可能です。

ビジネスチャンスとして捉えることもできますが、学校機能として使うことで学習ツールとしても活用できます。

メタバース

Web3.0時代において「メタバース(Metaverse)」といえば、ブロックチェーン技術を担保にした仮想現実空間を意味します。しかし、Clusterにおいてはブロックチェーン技術、暗号資産を用いたサービス提供はしておりません。

Clusterのワールド内におけるアセット(アイテムやアバター)、ワールド内コイン(クラスターコイン)はクラスターワールド外に持ち出すことはできません。ウォレット接続、CEX(中央型取引所)への送金などもできません。事前に認識しておきましょう。

初期コスト

Clusterの開始コストは無料です。ブロックチェーン技術を用いたアセットの移動にはガス代と呼ばれるネットワーク使用料がかかります。しかし、Clusterはチェーンを使用していません。特に手数料もかかりません。

ただし、有料ワールドやイベントなどが設定されています。目的のワールドに課金システムが導入されている場合、そちらの料金が初期コストとなります。

Cluster(クラスター)の始め方

ClusterはPCは勿論、iPhoneやAndroidスマホでも使用できます。どのデバイスからエントリーしても問題ありませんが、ワールドやアセットを作成する場合はPCが必須となります。

当記事ではPCを用いた「Cluster(クラスター)の始め方」を解説しますが、スマホでもプロセスは同じです。当記事を参照しながら進めてみましょう。

公式サイトへアクセス

まずは公式サイトへアクセスして下さい。

Cluster公式サイト:https://Cluster.mu/

アカウント作成

次に公式サイト右上の「ログイン/新規登録」をクリックしましょう。SNSアカウントとリンクすることで、Clusterアカウントが作成されます。

次に、アカウント情報を入力していきます。ユーザーIDと表示名を設定して下さい。

アイコンの設定もできます。ユーザーID/表示名/アイコンは後から変更できますので、気軽に入力して下さい。

以上でClusterアカウント作成は完了です。

また、全ての機能を使うにはメールアドレスの認証が必要となります。アカウントページから認証を行ってください。

アプリダウンロード/インストール

次にクラスターのアプリをダウンロード/インストールします。ワールドだけを楽しむという方はスマホ版アプリでも問題ありません。

Clusterインストーラーを日本語に設定して進めて下さい。

ログイン

アプリを立ち上げたら、ログインボタンをクリックします。

アカウント作成で使用したSNSアカウントを選択してください。

アバター作成

ログインできたらアバターを設定します。VRデバイスを持っている方はVRエントリーも選択できます。

ログイン時にワールドにおける簡単なチュートリアル(アバター操作など)の画面が出ます。しっかり確認しておきましょう。

アバターアップロード

ワールドに入る前に、アバターを独自にカスタマイズする方は「アバターメイカー」を使って各パーツを組み合わせてみましょう。

※カスタマイズは任意です。

ワールドにエントリー

メニュー画面からウェブサイトを選択して下さい。次に、ワールドを選択します。

ワールドは数が多すぎて選ぶのが難しいと思います。受賞ワールドなど、有名なところを覗いてみましょう。

ワールド(メタバース)で活動開始

各ワールドでの活動が始まります。企業や学校などのコミュニティ内ではコミュニケーションをまず取りましょう。

様々なワールドを見て廻り、自分のワールドを作る際の資とするのもアリです。

特に目的が無いという方は、ロビーに行ってみましょう。インフォメーションセンターなどもあり、おススメワールドも表示されています。

Cluster(クラスター)で遊ぶ方法/楽しみ方

「仮想現実で遊びたい」というのであれば、Clusterは最適なソリューションです。家にいながら、イベントやゲーム参加はもちろん、全国の有名観光地に簡単にアクセスできます。

いろんなワールドに行ってみましょう。

ワールド散策

すでに日本各地の有名な地域がワールドとして公開されています。ワールド検索でも「バーチャル観光地」という項目があります。

ワールドの製作者によって現実世界の再現性は様々です。三菱地所さんが公開しているバーチャル丸の内などは、かなり再現性が高くなっています。ぜひ訪れてみて下さい。

ワールドを自分で作る

Creator Kitというワールド作成ツールを用いて自分だけのワールドを作成できます。チュートリアル(クリエイターガイド)もしっかり用意されており、誰でもすぐにワールド作りを始めることができます。

なお、メニューからワールドクラフトを選択してワールド作成も可能です。こちらの機能ははスマホアプリでも使うことができます。コーディングも必要としないので、気軽にワールドを作ることができます。

※Cluster SDK でのワールド作成は現在非推奨となっており、グレー表示になっています。公開や入室はできません。

イベント参加

当記事を執筆しているのは12月です。現実世界では、クリスマスイベントが沢山催されています。Clusterのワールドでも同じです。

実際の街をモデリングしたワールドが、美しいイルミネーションで彩られています。クリスマスツリーを作るイベントなども開催されています。

特定のイベント目的でClusterを使われる方以外は、季節限定のイベントに参加してみてはいかがでしょうか?運命的な出会いがあるかも知れません。

Cluster(クラスター)の導入事例

Clusterは2017年に正式ローンチされた後、既に様々なシーンで導入/活用されています。

ここでは、Clusterの導入事例を解説していきます。

教育現場(入学式/卒業式、授業)

Clusterではバーチャル卒業式・バーチャル入学式が開催できるパッケージを販売しています。ワールド会場で校歌を流したり、壇上でのスピーチやパフォーマンスができるサービスです。

既に、2021年に学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校とS高等学校がClusterのワールドでバーチャル入学式を執り行っています。新入生はVRヘッドセット「Oculus Quest 2」を使って参加することもできました。

研究所(メタバース研究所)

主な研究分野
・コンピュータグラフィクス
・メタバースでのインタラクティブ技術
・メタバースでの感覚再現性、コミュニケーション
・メタバースでの倫理脳とサイバー空間の接続

Clusterは東京⼤学稲⾒研究室、京都⼤学神⾕研究室と協力して「メタバース研究所」を設立しています。

求められている人材
・機械学習エンジニア
・CV/CG研究者
・VRエンジニア/研究者

メタバース研究所は、研究領域に興味がある方であれば誰でも参加可能です。Clusterの公式サイトに応募フォームがあるので、研究に参加したい方は下記リンクから応募してみましょう。詳しい仕事概要も記載されています。

メタA:メタバース研究員(Research cientist)応募フォームhttps://herp.careers/v1/Clustervr/YvfQsCIcGmvR

ビジネス(商談/会議)

ワールドをもたなくとも、イベント開催スペースがClusterにはあります。

会場の種類もレクチャーホール、大き目のカンファレンスルームなど用意されています。

イベントの最大参加人数は500人です。

ビジネスシーンにあわせて、会場を選びましょう。

行政(バーチャル渋谷)

バーチャル渋谷は渋谷区公認のClusterワールドです。丸の内は三菱地所の監督下で作成されましたが、こちらは行政が監督して作成しています。

季節ごとにイベントなども開催されており、ハロウィーンフェスもワールド内で催されました。サッカーワールドカップでは皆で観戦/応援するというイベントも開催されています。

メタバースはボーダレスワールドです。世界中のユーザーがエントリーしてきます。渋谷メタバースの認知度が高まれば、現実の渋谷にも更に多くの人が訪れてくれるようになるでしょう。

このような行政とClusterとの連携は大阪市も行っております。

イベント開催

企業や行政、学校だけでなく、個人でもイベント開催をメタバースで開催できます。Clusterは次世代のSNSです。勉強会イベント、芸術イベント、個人的なパーティーイベントなど何でも開催できます。

コストも現実世界でやるより、低く抑えることができます。イベントを思いついたら、試験的にClusterを用いて開催してみてはいかがでしょうか?

Clusterに関する書籍紹介

Clusterのワールドを作る時に参考になる書籍をご紹介します。

Amazon.co.jp
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Cluster(クラスター)の注意点

Clusterはメタバースプロジェクトですが、トークンやNFTなどの暗号資産は使いません。それほどリスクはないように思えます。しかし、課金システムがあるということと、誰でも使用可能なSNSであることから、いくつかの注意点があります。

ここではClusterを使う上での注意点を解説します。

課金システムの確認

課金はクレジットカードを使用します。課金はクラスターコインを購入して行います。

イベントエントリーの為に課金した場合は注意して下さい。イベントを忘れて不参加となってしまっても、現金での払い戻しはできません。

※細部はイベントごとに要確認

SNSトラブル

ワールドには不特定多数のユーザーがエントリーしてきます。皆がフレンドリーであれば問題ないですが、しつこい宣伝をしてくるユーザーやストーキングをしてくるユーザーもいるかも知れません。

その場合は、運営サイドへ相談しましょう。

既存のSNSと同じく、ユーザー同士のトラブルはメタバースでも発生します。

VRデバイスの問題点

VRデバイスは素晴らしい仮想体験をさせてくれます。しかし、没入性が高くなると健康被害のリスクは高まります。

中国では、ゲームに没頭しすぎてプレイヤーが死亡してしまうという事例もありました。

集中するのは素晴らしいことですが、体調が悪くなった場合はVRデバイスを外して少し休憩を入れましょう。

まとめ

Clusterは次世代のSNS、メタバースサービスとして非常に有力なプロジェクトです。エンターテイメントはもちろん、ビジネスやアカデミック分野でも活用されています。行政からも注目されていることも解説させて頂きました。これからも、既存のサービスは益々Clusterのようなメタバースに進出していくでしょう。

また、VRやXRデバイスなどのイノベーションはとても速く、五感の再現性はより精度を増していきます。家にいながら、会社や学校での活動を再現できる時代がもうすぐそこまで来ています。Clusterワールド内で過ごす時間が増えていくかも知れません。

以上、Cluster(クラスター)で遊ぶ方法/楽しみ方、企業や学校などの導入事例を解説させて頂きました。Cluster(クラスター)に興味がある方、これから会社や学校で導入を計画している方々に有益な情報となれば幸いです。

まちやん
まちやん

メタバース内で自分のワールドを作れるサービスは増えてきているけど、海外のサービスはまだちょっと怖いって人は、最初に始めるにはおすすめよ。

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