これは以前紹介したThe Sandbox（サンドボックス）に似たサービスやね。日本語サポートがないので、まだまだこれからって感じやけど、だからこそ今始めるってのもありよね。
- Decentralandって何？
- メタバースで稼げるって本当？
- Decentralandの始め方を教えて欲しい
話題のメタバースプロジェクト「Decentraland（ディセントラランド）」について、プロジェクト概要、始め方や稼ぎ方を当記事で分かりやすく解説します。
Decentralandが気になっている方、メタバースでの稼ぎ方をお調べ中の方々にとって有益な情報となれば幸いです。
Decentraland（ディセントラランド）
Decentraland（ディセントラランド）はP2E（ゲームで稼ぐ）機能を実装したメタバースプロジェクトです。
開発は米国のDAO※1、Decentraland Foundationとなります。ガバナンストークンである$MANAはローンチ済みです。$MANAを保有することでDecentralandプロジェクトの方針/運営決定にも参加できます。
特徴
| Decentraland（ディセントラランド）の特徴まとめ |
| メタバース内で独自のワールドを作成できる 暗号資産を稼ぐことができる無料で始められる |
Decentralandでは、独自のメタバースワールドを自分で作成することが可能です。その際は、土地NFTを購入する必要があります。
所有する土地ではイベントやゲームを主催することができ、エントリー料を徴収して暗号資産収入を得ることも可能です。
NFTを所有しなくてもメタバースへのエントリーができます。メタバースプロジェクトはエントリーの際にNFT購入などを条件にする場合が多いです。Decentralandは新規参入者に優しいプロジェクトと言えます。
初期コスト
Decentralandメタバースには無料でエントリーができます。しかし、メタバースでビジネスを展開するには土地を所有したり、借りる必要があります。その際はコストがかかります。
また、NFTを入手する際にマーケットプレイスなどを使用すると思います。NFTトレードにはガス代と呼ばれるネットワーク使用料が別途かかります。
リスク
| リスクの確認 |
| プロジェクトリスク 暗号資産の変動リスク 管理リスク |
メタバースプロジェクトにエントリーする際は、3つのリスクがあることを理解しましょう。
まずは、プロジェクトが消えるリスクがあります。DecentralandはDAOとして、自律分散型の組織形態をとっています。急に消えることはないかもしれません。しかし、ガバナンストークンの価格低下などで徐々にプロジェクト自体が不安定になっていく可能性もあります。
また、プロジェクトに関わる暗号資産が急激な値動きをすることがあります。そもそも暗号資産は非常に変動性の高い金融商品です。数日で価値が数十%程度下落するかもしれません。上昇したら嬉しい限りです。
最後に、暗号資産は基本的に自分で管理する必要があります。不正送金などの詐欺にあっても訴える相手がいません。
Decentralandに限らず、メタバースプロジェクトにエントリーする際は上記のリスクをしっかり認識しましょう。
Decentraland（ディセントラランド）の始め方
Decentralandに使用するブロックチェーンネットワークはイーサリアムネットワークです。しかし、NFT購入でポリゴンネットワークも使用することもあります。ガス代として使用される$ETHと$MATICは必須です。また、$MANAも必要に応じ入手しておきましょう。
国内取引所の口座開設
まずは、暗号資産を購入するために、国内取引所の口座を開設します。
おススメはCoincheck（コインチェック）やGMOコイン、DMMビットコインです。取扱い銘柄数も多く、送金手数料も安いです。コインチェックにおいては、独自のNFTマーケットプレイスを実装しています。DecentralandのNFTもトレード可能です。
海外取引所の口座開設
海外の暗号資産取引所口座を開設します。$ETHはどこの取引所でも取扱いがあります。しかし、$MANAはBinanceやKuCoinなどの取引所でしか購入できません。
おススメはBinanceです。世界最大の暗号資産取引所で、日本語サポートも充実しています。
国内取引所で$XRPを購入/送金
国内取引所で$XRPを購入して海外取引所へ送金します。
$XRPは国際送金機能に特化した暗号資産です。送金がとても早く、数十秒で送金が完了します。
$XRPを送金する際は「アドレス」の他に「メモ/タグ」を入力する必要があります。メモ/タグを忘れると送金ができないので注意して下さい。
海外取引所で$ETH、$MATICと$MANA購入
海外取引所への送金/入金が完了したら$ETHと$MATIC、$MANAを購入しましょう。$MANAは任意ですが、$ETHと$MATICはブロックチェーンネットワークを使用する際に絶対に必要となります。
イーサリアムネットワークは他のネットワークと比べ、手数料（ガス代）が高くなっています。数十ドル分程度を購入しておきましょう。ポリゴンネットワークは安いので数ドル分程度あれば十分でしょう。
メタマスクインストール
Decentralandでのアカウント設定、NFTトレード、エアドロップやギブアウェイイベント参加にはメタマスクが必要です。
公式サイトからメタマスクをダウンロード/インストールをしておきましょう。
公式サイト：https://metamask.io/
メタマスクへ入金
メタマスクへ入金する際はブロックチェーンネットワークを間違えないようにして下さい。使用するネットワークはイーサリアムネットワークかポリゴンネットワークとなります。NFT購入の際に使用するネットワークに入金して下さい。
公式サイトへアクセス
公式サイトへアクセスします。
公式サイト：https://decentraland.org/
ダウンロードしてプレイするか、ブラウザでプレイするかを選択できます。まずはブラウザプレイでいいでしょう。「OPEN IN BROWSER」をクリックして下さい。
ウォレット接続
ウォレット接続で、メタマスクを選択して下さい。
ネットワークはイーサリアムネットワークとなります。
ポリゴンネットワークでの接続はできません。ポリゴンネットワークはNFTトレードをする際にマーケットプレイスなどで使用します。
アカウント/アバター設定
メタバースで使用するアバターを設定します。顔やボディーパーツ、髪型や服装など色んなバリエーションがあります。設定の種類の多さに迷いますが、後から再設定できるので気軽に決めて大丈夫です。
プレイ開始
最初に簡単なチュートリアルがあります。英語での説明ですが、感覚的に分かると思います。いろんなところへ行ってみましょう。
Decentraland（ディセントラランド）の稼ぎ方
Decentralandの魅力は、何と言っても暗号資産を稼げるというところです。稼ぐ方法はいくつも用意されています。また、稼ぐトークンはメタバース内においては$MANAとなります。NFTをセカンダリープレイスでトレードする場合は、それぞれのマーケットプレイスや取引相手によって稼げる暗号資産銘柄は異なります。
Decentralandにおける稼ぐ方法を詳しく解説していきます。
NFT売買
Decentraland内のアバターやアセットはNFTです。売買をして稼ぐことができます。NFTの入手方法はメタバース内イベントの賞品やゲーム景品、もしくはお店での購入となります。その他、プレイヤー自身でもNFTを作成することができます。
Decentralandでは、BuilderとSDKというNFT開発ツールも用意しています。プレイヤーとしてだけでなく、NFTクリエイターとしてDecentralandへエントリーするのも良いでしょう。
イベント開催/参加
イベントを開催できるのは土地NFTを所有しているプレイヤー、もしくは土地NFTを借りたプレイヤーとなります。
イベントの種類は様々ですが、エンターテイメント以外でもマーケティングイベントなどを開催するプレイヤーも目立ちます。
イベントに参加することで賞品NFTが入手できる場合もあるので、「ギブアウェイ」や「プレゼント」を掲げるイベントは要チェックです。
賃貸経営
所有する土地NFTを他のプレイヤーに貸し出すことで賃貸ビジネスを展開することもできます。NFTショップやアート個展、イベント会場など土地NFTの用途は様々です。
ファイナンス
メタバースで稼いだ暗号資産をファイナンスに回して、利益の最大化を図ります。Decentralandで稼いだ$MANAはBinanceなどのCEX（中央型取引所）やDEX（分散型取引所）でステーキングやファーミングに使うことができます。
使う予定のない$MANAがあれば、ファイナンスに回す選択肢も考えてみましょう。
Decentraland（ディセントラランド）の攻略
Decentraland（ディセントラランド）での利益を最大化させるためには何が必要でしょうか。
稼ぐのが暗号資産という特性も踏まえて、Decentralandの攻略を解説します。
SNSを利用
メタバース内でビジネスをしている方は、SNSツールを積極的に用いて外部へ宣伝しましょう。メタバース内で魅了的なNFTアートやサービスを提供するお店があれば、多くの人がDecentralandに注目してくれるはずです。
Decentralandへの新規参入者も増えることによって、稼ぐ$MANAの市場価値も高まっていくでしょう。DecentralandユーザーはSNSを積極的に利用してプロジェクト自体を盛り上げていきましょう。ひいては、自身の利益の最大化につながります。
場所選び（LAND選び）
メタバース内で$MANAを稼ぐ「効率」にも着目しましょう。一番稼げるのは、土地NFT所有による賃貸ビジネスです。ということは、現実世界の不動産ビジネスを参考にしましょう。セオリー通りであれば、人の集まるところの土地が高くなります。効率的に稼げるはずです。
Decentralandのメタバースにおいて人が最も集まる場所はどこですか？「トリクルダウン高価」もあるかも知れません。まずは、有名企業やインフルエンサーの所有する土地、もしくはその周辺でP2E（Play to Earn）をしてみましょう。
$MANA運用
「Decentraland（ディセントラランド）の稼ぎ方」で解説した通り、$MANAの運用は魅力的な稼ぎ方の1つです。高金利で運用ができることを知っているということが大切です。CEX/DEX問わず、$MANAの運用が開始される際はプロモーション金利※1が導入される可能性があります。
まだ、Decentraland内にはDeFi機能※1がありません。実装されるとなれば、プロモーション金利が期待できます。絶対に見逃してはいけません。
※2DeFi（Decentralized Finance）は分散型金融という意味です。ウォレット接続で使用します。
Decentraland（ディセントラランド）に関するよくある質問
最後に、Decentralandに関しての質問にまとめて答えます。
日本語サポートは？
日本語サポートはありません。しかし、日本語サポートを設定する土地所有者がいるかもしれません。
スマホでもプレイできる？
スマホプレイは実装されていません。また、プログラムのダウンロードもWindows版のみとなっています。ブラウザでのプレイであれば、マックユーザーもエントリーできます。
無料でもプレイは可能？
もちろん、無料でプレイできます。もし、NFTをトレードする場合はNFT代とガス代が必要です。
最初の内は無料でエントリーをして、イベント参加などで配られるNFTやトークンを狙っていくのがいいでしょう。可能性は低いですが、ノーコストハイリターンです。
まとめ
Decentralandは知名度、実績と共に超メジャーなメタバースプロジェクトと言えます。コカ・コーラやサムスンといった世界的な大企業との提携も果たしています。これからまだまだ盛り上がっていくプロジェクトですので、注目していきましょう。
以上、Decentraland（ディセントラランド）の概要と特徴、始め方や稼ぎ方を解説させて頂きました。Decentralandが気になっていた方、メタバースでの稼ぎ方をお調べ中の方々にとって有益な情報となれば幸いです。
DecentralandのBuilderていうNFT開発ツールみたいなのが、またおもしろいよね～。これについてもまた機会があれば開設するわな。とりあえずは無料で始められるから、試しにやってみてや～。
Decentralandに関するおすすめ書籍
Decentralandに関する本はまだそんなにないけど、ちゃんと日本語の本もあるよ！
