今回は、「暗号資産を売買できる便利なサービス?おすすめの中央型取引所10選をまとめて解説」で紹介した取引所の中で、実際に私も利用していて、アプリもあって使いやすいおすすめの取引所の一つである「Coincheck(コインチェック)」の口座の開設方法などを解説していくで!日本のサービスだけあってとっても使いやすいから、迷ったらまずはここからスタートしてみて
- コインチェックって?
- 暗号資産をトレードしてみたい
- コインチェックの使い方を教えてほしい
コインチェックは独自のNFTマーケットプレイスを実装した便利な暗号資産取引所です。コインチェックを使えば、話題のメタバースプロジェクトのNFTやコインを誰でも簡単にトレードできます。
当記事では、コインチェックの口座開設方法や使い方を分かりやすく解説しています。これから暗号資産トレードを始める方、コインチェックのご使用を検討中の方々に向けて有益な情報となれば幸いです。
Coincheck(コインチェック)
コインチェック公式サイト参照:Coincheck(コインチェック)
コインチェックは2014年に創業した日本の大手暗号資産取引所です。運営母体は東証第一部上場企業である、マネックスグループとなります。
暗号資産トレードだけでなく、NFTトレードや暗号資産の運用、ユニークなポイントサービスなども提供しています。
運営
運営はコインチェック株式会社ですが、親会社はマネックスグループです。2018年、マネックスグループはコインチェックの株式を100%取得(完全子会社化)しています。
特徴
- メタバースプロジェクトへの理解
- NFTマーケットプレイス実装
- 暗号資産のポイントサービス
コインチェックでは、メタバースプロジェクト「The Sandbox」のネイティブトークン$SAND(サンド)がトレードできます。独自のNFTマーケットプレイスではThe Sandboxだけでなく、DecentralandなどのNFTもトレードが可能です。
また、ガスや電気代の支払いでビットコインが貰えるサービスも展開しています。支払自体にビットコインを使うこともできます。他の取引所には無い、とてもユニークなサービスといえます。
取引所取引と販売所取引
取引所取引 | 販売所取引 |
トレーダー同士の取引取引コストが安い取引が成立しない可能性もある | トレーダーと取引所の取引取引コスト(スプレッド)が高いほぼ確実に取引は成立する |
コインチェックでは「取引所取引」と「販売所取引」を用いて暗号資産トレードができます。取引所取引はトレーダー同士の取引です。買いたいユーザーと売りたいユーザーが上手くマッチしない場合、トレードが成立しない場合があります。販売所取引はトレーダーと取引所との取引なので、ほぼ確実にトレードが成立します。
取扱い銘柄
コインチェックでは19種類の暗号資産銘柄を取り扱っています。ビットコインやイーサリアムなどのメジャーな暗号資産はもちろん、モナコインやベーシックアテンショントークンなど話題のコインもトレードできます。
「暗号資産の積立」といった資産運用サービスでは、17種類の通貨が利用可能です。アルトコインでの積立サービスをお探しの方は、コインチェックをご利用下さい。
各種手数料
項目 | 手数料 |
取引所取引 | ~0.1%(銘柄ごと異なる) |
販売所取引 | 無料(スプレッドコスト有) |
日本円入出金 | 無料~入金金額×0.11% + 495 円 |
暗号資産入出金 | 入金:無料、出金:銘柄ごと |
コインチェックは各種手数料を低く抑えています。ほとんどの項目で手数料は無料です。
一方で、販売所取引は手数料が無料ですが、購入価格と売却価格の差がスプレッドとして設定されています。スプレッドは実質的な取引コストとなるので、使用前に確認しましょう。
また、暗号資産の入出金はブロックチェーンを用いています。チェーンに乗せるためにガス代と呼ばれる利用料を支払う必要があります。チェーン混雑時には価格が上がるため、出金手数料が変化する場合があるので注意して下さい。
注意点
コインチェックは国内取引所の中でも多くの銘柄をラインナップした取引所です。しかし、金融庁ホワイトリストにリスティングされている全ての銘柄を取り扱っているわけではありません。
より多くの銘柄をトレードしたい方は、GMOコインやDMMビットコインなどといった大手取引所の併用を検討しましょう。
Coincheck(コインチェック)の口座開設方法
スマホと本人確認書類があれば、当日中にコインチェックで口座開設が完了します。日本円の入金も即時反映されるので、トレードもすぐにスタートできます。
アカウント登録
まずは公式サイトにアクセスしましょう。
コインチェック公式サイト:Coincheck(コインチェック)
画面中央、もしくは右上にある「会員登録」をクリックして下さい。
つぎに、メールアドレスと任意のパスワードを入力します。
ボット判定をクリアして、「会員登録」を押してください。
登録したメールアドレスにアカウント登録完了リンクが届きます。クリックしてログイン画面に進んでください。公式サイトからログインできます。
以上でアカウント登録は完了です。
なお、暗号資産トレードを始めるには「本人確認」「銀行口座登録」「入金」を行う必要があります。引き続き、当記事で解説するプロセスを参照しながら進めて下さい。
本人確認
本人確認書類 | 運転免許証運転経歴証明書マイナンバーカード(個人番号カード) 住民基本台帳カードパスポート在留カード特別永住者証明書 (外国籍の方) |
本人確認の方法はスマホの「かんたん本人確認」と「ハガキ受領による本人確認」があります。おすすめは、「かんたん本人確認」です。当日中に本人確認審査が完了します。はがき受領による本人確認は審査完了まで数日営業日かかる場合があります。口座開設をお急ぎの方は注意して下さい。
コインチェックヘルプセンター参照画像:https://faq.coincheck.com/
アカウント登録を済ませたら、本人確認に進みましょう。
ログイン後に「本人確認」を選択するとSMS認証と本人情報の入力画面になります。
本人確認の際は上記の本人確認書類の他、スマホで自身を撮影するプロセスがあります。
コインチェックで本人確認が完了すると審査完了メールが届きます。
二段認証設
コインチェックヘルプセンター参照画像:https://faq.coincheck.com/
暗号資産を安全に管理するために、二段階認証を有効にしてセキュリティレベルを上げましょう。
二段階認証とは、コインチェックでの操作に対して働く二重の確認システムです。入出金時やアカウント情報変更時などに使用します。
コインチェックではアプリによる二段階認証、メールやSMSによる二段階認証を採用しています。コインチェックが推奨するのはGoogle Authenticatorを使用した二段階認証です。
認証アプリをインストールしていない方は事前に準備しておきましょう。
Google Authenticator: iOS、Android
入金
入金は法定通貨/日本円、暗号資産から選択できます。日本円を入金する際はコインチェックアカウントのユーザー名と同じ名前を振込入力に使用して下さい。
暗号資産での入金も可能です。それぞれ銘柄で使用するチェーンが異なるので、入金の際は事前に確認しましょう。入金予定銘柄をクリックすると使用チェーンが表示されます。
トレード開始
入金が反映されたら、取引所取引や販売所取引が開始できます。
取引が制限されるペアなどもありますので、公式サイトで事前に調べておきましょう。
Coincheck(コインチェック)の使い方
コインチェックは取引機能だけでなく、金融機能やポイントサービスなども充実しています。また、NFTマーケットプレイスも独自に実装しています。世界的に有名なメタバースプロジェクトで使われるNFTも簡単にトレードできます。
暗号資産取引(FTトレード)
決済機能に特化した暗号資産をFT(Fungible-Token)、代替性トークンといいます。銘柄取引や小売決済などに利用できます。ビットコインやイーサリアムなどが代表的なFTとなります。
コインチェックでは19銘柄のFTをトレードすることができます。FTトレードには取引所取引と販売所取引があるので、自分に合った方法で取引しましょう。
NFTトレード
暗号資産はFTだけではありません。非代替性トークンと呼ばれるNFT(Non-Fungible Token)と呼ばれる暗号資産もあります。こちらは画像や映像といったデジタルデータをトークンとリンクさせたものです。デジタルアートなどに用いられます。最近ではBCG(Block Chain Game)のキャラクターやアイテムにもNFTが使用されています。
コインチェックでは独自のNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」を実装しています。世界的なメタバースプロジェクト「The Sandbox」の土地NFTなどもトレードが可能です。
資産運用
コインチェックは暗号資産積み立て、貸暗号資産、ステーキングサービスを提供しています。しばらく使う予定のない暗号資産がある方は「運用」を選択してみてはいかがでしょうか。
Coincheckつみたて
積立は300円から開始できます。頻度も毎日積立、毎月積立から選択可能です。少額から始められるので、初心者さんにも始めやすい運用方法となります。
貸暗号資産
貸暗号資産サービスは別途「貸暗号資産アカウント」の登録が必要になります。利用規約や説明書を確認して、サービス利用を開始しましょう。
まずは貸暗号資産口座へ振替を行います。その次に貸し出す銘柄を設定します。2023年1月時点で19銘柄の貸出が可能です。利率も数%が期待できます。
ステーキングサービス(β版)
Coincheckの取引アカウントに1日平均で$10LSK以上を保有していれば、コインチェックのステーキングサービスを使うことができます。
ステーキングはLSKの運営への信任となります。LSK Daoの運営に投票ができることから中長期的な運用といえます。
LSKに大きな期待を持っているという方は、ステーキングに参加してみてはいかがでしょうか。
ガス/電気代の支払い
ガスや電気といったインフラサービスにコインチェックを利用することで、ビットコインのキャッシュバックが受けられます。インフラ利用料自体もビットコインで支払うことができます。他の取引所には無い、コインチェック独自のユニークなサービスです。
始め方は、申込をしてスマートメーターを設置するだけです。コインチェック口座を持っている方ならすぐにでもサービスを利用できます。
IEO
IEO(Initial Exchange Offering)は新規銘柄発行機能です。コインチェックを使って、新しいFTを発行することができます。Web3.0プロジェクトのネイティブトークンやユーティリティートークンなど、審査が通れば誰でも発行できます。
コインチェックのような国内大手取引所で新規発行することになれば、大きな話題を集めるでしょう。事業資金をより円滑に集めることができます。
よくある質問
ここでは、コインチェックに関してよくある質問をまとめています。コインチェックへの理解を深めて頂ければ幸いです。
スマホアプリでもトレードできる?
コインチェックはiOS、Androidでアプリを発行しています。口座開設からトレードまで、全てスマホアプリで完結できます。
当記事ではPC/ブラウザでの口座開設を解説しましたが、プロセスはスマホ版でも同じです。「Coincheck(コインチェック)の口座開設方法」を参照しながら進めてみましょう。
NFTは出し入れ自由?
もちろん、マーケットプレイスへのNFT出し入れは自由です。
NFTマーケットを利用する際は、NFTの「入出庫」というプロセスがあります。NFTをマーケットプレイスに入れた後に、トレードする分にはガス代は発生しません。
誰でも口座開設は可能?
コインチェックで口座開設するには、以下の2つの条件を満たしている必要があります。
- 18歳以上の成人
- 日本国内に居住
日本では成人年齢を18歳以上としています。日本国内に住んでいる成人であれば、誰でも口座開設ができます。
まとめ
コインチェックは暗号資産トレードだけでなく、NFT売買や暗号資産運用といった様々な魅力的なサービスを提供しています。口座開設もスマホがあれば簡単に完了できますので、初心者さんにもおすすめです。取引所を利用したことがないという方は、まずコインチェックを使ってみましょう。
以上、Coincheck(コインチェック)の口座開設方法や使い方を説明させて頂きました。これから暗号資産トレードを始める方、コインチェックのご使用を検討中の方々に向けて有益な情報となれば幸いです。
NFTのやりとりとか、海外との取引なんかで注目されている仮想通貨。なんだかまだよくわからないって人も多いと思うけど、各国が発行している通貨とは違い、各仮想通貨が発行されている背景を知ると、もっと理解が深まるかもしれんね!